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パラード (バレエ)[ちょうおん]
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・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
パラード (バレエ)[ちょうおん]
『パラード』()は、セルゲイ・ディアギレフが率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)が1917年に上演した全1幕のバレエ、またエリック・サティによるバレエ音楽ならびに管弦楽組曲。 == 概要 == 台本:ジャン・コクトー、音楽:エリック・サティ、美術、衣装:パブロ・ピカソ〔『パラード』はピカソによるバレエ・リュスのための初仕事となった。〕という、当時の最先端の芸術家によって生み出され、バレエ・リュスの新時代を告げる重要な作品となった〔芳賀直子『バレエ・リュス その魅力のすべて』国書刊行会、2009年、260-261ページ〕。日曜日の見世物小屋を舞台に、出演者たちがテント前で客寄せのために芸を披露し、3人のマネージャーが客を呼び込むというもの。サティによる音楽にはサイレンやタイプライター、ラジオの雑音、ピストル、回転式のくじ引き装置、空き瓶やパイプを叩く音など、騒音や現実音が音楽に用いられており、この点ではエドガー・ヴァレーズを10年先取りしている〔『最新名曲解説全集6・管弦楽曲III』音楽之友社、1980年〕。ピカソがデザインした衣装も、人体の形を無視したようなキュビズム風デザインによる巨大ハリボテのマネージャー、2人がかりで演じる馬〔日本の歌舞伎の馬などから着想したとされる。〕など、奇抜なものであった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パラード (バレエ)」の詳細全文を読む
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